先日、辻LINEさんの方でダルシムvsアビゲイルの10先勝負というのがあったのですが、そこでダルシムの方の練習相手を務めました。200試合ほど対戦して、200試合ほど観戦したりリプレイを見たりしました。


その際に色々情報交換できたり発見があったのですが、それを自分だけの攻略にするのはなんか違うかなーと思って文字にすることにしました。


ちなみに自分もダルシムの方ももう一人いた練習相手の方もみんなスパダイです。あくまで参考程度に留めておいてください。暇なやっちゃなーって鼻くそほじくりながら見る程度に。


てなわけで、アビゲイル側から見たダルシム対策を考えていきます。


絶対に知っておかないといけない知識


ダルシム対策を考える上で、またダルシム側としても勝敗に直結するほどに大切なポイントが3つあります。まず最初に



  1. ダルシムは中央で柔道が出来る

  2. アビゲイルのジャンプ攻撃は全て大スラに100%負ける

  3. VS>ナイトロK派生がどこでも繋がる



1.ダルシムは中央で柔道が出来る

ダルシムは前投げからダッシュで+2を取れます。そして、アビゲイル限定で中央でも投げを埋めることができます。この際、アビゲイルが後ろ下がりしていても投げが届いてしまいます


2.アビゲイルのジャンプ攻撃は全て大スラ対空に100%負ける

アビゲイルのジャンプ攻撃はどれも地上付近まで攻撃判定が届かず、一部の低姿勢技に一切当たらないのですが、ダルシムの大スラがまさにこれに該当します。アビゲイルのジャンプ攻撃は全てダルシムの大スラ対空に100%負けてしまいます



ここら辺だけ見るとダルシムのガン有利なのですが、3つ目で大体無かったことになります。



3.アビゲイルのVS>ナイトロ→アバランシュプレス(K派生)がどこでも繋がる

ダルシムの牽制技に対してVSの当て身に成功した場合、必ず次の攻撃判定がヒットします。先端であろうがなかろうが関係ありません。ダルシムがどんな技を出したかとかも関係ありません。(例外として低空ゲイルとかはナイトロK派生が間に合いません)


そして、VSを成功させた場合、どこからでもナイトロ→アバランシュプレスが入ります。これを画面中央で行った場合、一発で端に行きます。ダルシムは死にます。



これらの詳細はまた別の機会にしますが、アビゲイルVSダルシムというマッチアップにおいて必要不可欠な知識なので絶対忘れないで下さい。というわけで対策を考えていきます。




主な試合の展開と試合方針


この章では大まかな解説を行います。

まず、よくある展開とその主な原因を並べていきます。あと軽く試合方針についても触れていきます。



アビゲイルvsダルシムの試合展開について


(きちんと数字で統計を取っていたわけではありません。あくまで個人的な所感です。)


このマッチアップでは大体下記4つの形で試合が決着します。(括弧内のWIN,LOSE表記はアビゲイル側から見た結果)


  1. ダルシムにうまいこと触れずに負ける(LOSE)

  2. 事故ってダルシムが死ぬ(WIN)

  3. アビゲイルが端で攻め殺される(LOSE)

  4. ダルシムを端で攻め殺す(WIN)


ま、かっこよく書いといてなんですけど、「中央で死ぬ」か「端で死ぬ」ってだけで別に他のキャラでも言えたりするんですけどね!ただ説明しやすいのでこういう風にしてます。


これらの結果からよくある試合展開について考えていきたいと思います。



1.ダルシムにうまいこと触れずに負ける



一般的なダルシムの勝ちパターンです。こういう場合は以下のような原因が考えられます。自分の場合もそうでした。


1-1. 近づこうとする過程で牽制を食らいすぎてしまう

1-2. (ファイヤ→)テレポの表裏択を受けすぎてしまう

1-3. ドリルや低空テレポなどの奇襲を食らいすぎてしまう



1-1. 近づこうとする過程で牽制を食らいすぎてしまう


「そもそも近づけなかった」と言い換えてもいいかもしれませんね。


VTの逆転力が高いアビゲイルと言えど、体力を減らされ過ぎると厳しくなってしまいます。


こうなってしまう原因としては


・近づくまでの読みあいに負け続けた

・アビゲイル側の選択肢不足


が挙げられます。


詳しいことは別に書くとして、アビゲイルがダルシムに対応を迫る選択肢は8つあります。(ほんとはもっとあるかも!)


①飛び ②フープ ③立ち大P ④大足

⑤VS ⑥ナイトロ ⑦ダッシュ ⑧歩き


自分以外のアビゲイルvsダルシムの動画も結構見ましたが、アビゲイル側がどうしよう…ってときは、アビゲイル側が上記の8つの選択肢のうち3,4つくらいしか見せてないことがとても多かったです。大体①.②.④.⑥あたりを気分で出し分けてるといったところでしょうか。


アビゲイル側が取る選択肢が少ないとダルシム側も対処が楽なので特に何も起きず試合が終わってしまいます。


そうなるとアビゲイル側としては(本当は選択肢の少なさが問題なのでVSを見せたり違う選択肢を見せるのが有効だったりするのだけど)、『お願い大足』や『事故って!立ち大P』をおもむろに振り出したりします。EXナイトロなんかも目を瞑ってボタン押してますね。


ただ、これはダルシム側がアビゲイルの大足の範囲外にいれば別に大したことではないのでやっぱり何も起きません。過程はともかく、テレポートで一回下がるだけで終わっちゃいますからね。


なので、「ダルシムに負けたー;;」っていうアビゲイルは一度自分がどういう選択肢を持っていたかをリプレイなりなんなりで確認してみると良いと思います。ノートに自分の考えを書いてみるのもいいかもしれません。


近寄れずにそのまま死ぬ場合はアビゲイル側の不足であることが多いのですが、お互い分かっていると単純に読み負けが続いて近寄れないということもあります。


ア)VSを出した → ダ)VSを見てから立ち大K

ア)ナイトロでP派生を先端ガードさせに行く → ダ)見てからテレポで裏回り


こういうのを何回も繰り返されるとさすがに勝てません。素直にダルシム側が上手だったので拍手でもしましょう。とは言え、さすがにアビゲイルの接近手段にダルシムが全対応するのはとても難しく、なおかつ読みあい自体もそれなりの回数を重ねなければいけないので、こういった形で全対応されるのは比較的レアケースです。


もしこのゲームが大きな変更もなく何年も続いたらアビゲイルに対して全対応できるダルシムが出てきてもおかしくはないのですが……悲しいかな、ストⅤはそういうゲームではないのだ。



1-2. ファイア→テレポの表裏択を受けすぎてしまう


1-1を書き終わった時点で「よし、終わった!」と2を書こうとしたくらいには自分でも把握できてないほどの長文になっています。まぁでもここは短いです。多分。


ヨガファイアを撃ってからの低空テレポの表裏択はダルシムの強力な攻めの形ですが、よくあるのが


・対空しゃがみ中Pをキャンセルしてヨガファイア→低空テレポで表裏択

・EXヨガファイアをおもむろに出す→低空テレポでry


の2パターンで、特にアビゲイルの場合はジャンプ大Kが強いので飛びに頼りがちなのですがそれをしっかり見られていた場合、距離にもよりますがかなり厳しい状況になってしまいます。


飛んでくるダルシムに合わせてアビゲイルはVSを使っていなす、といったこともできますが、ダルシムとしては別に無理をしなくてもいい場面なので様子見されていた場合は立ち大Kとかを当てられてしまいます。なんにせよダルシムが有利な状況です。


EXヨガファイアを撃たれた場合は飛んでかわしたりもできますが、対空されたり、あるいは図体のデカさ故にEXヨガファイアを踏んづけてしまうこともよくあります。


EXヨガファイアを撃たれる状況はアビゲイルがダウンしているか、そもそもEXヨガファイアに対してリスクを負わせられない位置関係になっているので、せめてEXヨガファイアに対してはリスクを負わせられる距離をキープしておきたいところ



1-3. ドリルや低空テレポなどの奇襲を食らいすぎてしまう


1-2のようにファイアからうんぬんというわけではなく、単純に不意打ちを食らいすぎてしまうというものです。テンパってる時とかよくありがちです。


ドリルについてですが、アビゲイルの牽制技にドリルは勝てないこともあり、アビゲイルが技を振らなすぎたり受け身になりすぎると有効な選択肢となってしまいます。アビゲイルの飛びにかみ合ったりするとダルシムは悲惨なことになってしまいますからね。


また、ドリルが機能する距離はアビゲイルの立ち大Pも機能します。なので適度にアビゲイル側が技を振っていればそれほど苦しめられるということは無いかと思います。


出されてから対処するのは難しいのですが、ダルシムのドリルを機能させてしまっている時点で「ダルシムにプレッシャーをあまり掛けれていない」と考えた方が良いかなと思います。逆にダルシム側はドリルを有効活用できればかなり優勢に試合を運べます。どうすればいいかは分かりません。



1-1はダルシムの守りが、1-2と1-3はダルシムの攻めが上手くいった結果と捉えても良さそうです。



2. ダルシムが事故に遭う

不運
むしろ説明することがありません。都合のいいリプレイを探してましたがなかなか見つからないので見つかり次第後日付け加えます。



事故当時の様子は


2-1. かみ合い続けて接近され続ける

2-2. アビゲイルの立ち大Pがクラッシュカウンターでダルシムに当たる

2-3. EXナイトロP派生を顔面で受けてしまうダルシム

2-4. 何らかの形で2択を受けてしまい、スタンまでしてしまう


っていうことが多いです。



2-1. かみ合い続けて接近され続ける


低空テレポしようとしたらアビゲイルが転がってぶつかってしまったり、ナイトロの読みあいに負けたり、立ち大Pを振ったら飛ばれてたり……みたいな感じのが3,4回続くと流石に死にます。そういう日もあります。



2-2. アビゲイルの立ち大Pがクラッシュカウンターでダルシムに当たる


これは少し説明することがあります。


これは個人的な意見ですが、アビゲイルの立ち大Pが届く間合いではアビゲイルが有利な状況だと考えています。ぎりぎり届かずともダルシムの技の出がかりを潰せるくらいの位置は五分くらいとも考えています。


アビゲイルの立ち大Pというのはガードさせてー3、リーチは長くハイリターンというなかなかの性能をしていますが、全体硬直が48Fもあります。普通のキャラであればスカった時に飛ばれてたらもろにジャンプ攻撃を食らってしまいますが、ダルシムは飛びが緩いためにそういったことが起きず、ことダルシム戦に限っては立ち大Pがかなり振り回しやすい技になっているんですよね


もちろんアビゲイルの立ち大Pはクラッシュカウンター対応技ですが、ダルシムのクラッシュカウンター対応技の立ち大Kと比較した場合、「クラッシュカウンターした時に得られる物」という点でアビゲイルが圧倒的に勝っているんですよね。


なので、ダルシム戦では『立ち大Pが届く位置で立ち大Pを振り回す』のが結構強く、その距離で立ち合いを行おうとすると結構な確率でダルシムは事故に遭います。


これに対してダルシム側は空中に浮遊して様子見しつついなすという選択肢があります。



2-3. EXナイトロP派生を顔面で受けてしまうダルシム


ダルシム使いが「ふざけんな!」って言いたくなる気持ちも分かりますが、ダルシムは


・後ろ下がりが遅い ・飛びが緩い ・上昇系無敵技が無い etc……


アビゲイルのナイトロの択を受けやすい性質を持っています。しょうがないね!


見てから後ろにテレポート出来たらいいのですが人間の反応速度では無理な状況もたびたびあるのである程度は諦めましょう!



2-4. 何らかの形で2択を受けてしまい、スタンまでしてしまう


アビゲイルの大足VTとかはかなり重たい2択の瞬間だったりするのですが、こうした重い択を2,3回食らうとピヨります。


アビゲイル使いとしても心苦しいのですが、まあ、その、諦めて下さい。いや、冗談は抜きにしてもダルシムだと投げと打撃の2択を受けざるを得ないときがままあるのでこれは本当にしょうがないかなと思います。




3. アビゲイルが端で攻め殺される



なんつーかまぁ上の画像みたいな感じです。


ダルシムは中央からもアビゲイル限定で柔道が出来ます。また、ダルシムの前投げ自体も結構な距離を稼ぐので、なんらかのきっかけで投げを絡めた攻めが続いて端に追い詰められてしまうことがぼちぼちあります。ちなみに中央からでも3回投げられ続けると端に行きます。


こういう展開の時はアビゲイル側が逆択を通すか、攻めを凌ぎきって逃れることができないと早々に死んでしまいます。カウントが80秒切らないくらいにはさくっと死にます。ジャンプキャンセル○○がやりやすいアビゲイルですが、それでも防御面はあまり強くはないので端まで行くとどうしようもないことが多いです。


もちろん、端まで行っても死なずに済むこともありますがそういう場合はアビゲイルの体力が半分以下まで減らされていて、ダルシムが時間たっぷりにいじめようとあえて離れるケースが多いのでやっぱりどうにもならないことが多いです。これも悟りへの道なのか……?


不用意な接近を許してしまうとそこから柔道が始まってしまったりするので、アビゲイル側としてもせめて立ち上がりは慎重になった方がいいかなーとは思います。




4. ダルシムを端で攻め殺す



これもなんつーか画像のとry


アビゲイル側が目指すべき展開です。


足が遅く、コンボや投げの後の状況があまり良くないことが多いアビゲイルが中央でのやり取りだけでダルシムを殺すのはあまり見込めません。


ですが、端にさえ持って行ってしまえばかなーーーーーり嬲ることができます。


まず、ダルシムは打撃と投げの二択に対して完全に対処できる行動がありません。CAですら投げに負けてしまうため、コマ投げを読んだら空中移行する行動を取るしかなく、アビゲイルの攻めを凌ぎきること自体がかなりの運ゲーになっています。


でもって、アビゲイル側としては端にさえ行ってしまえばコマ投げや前大Pなども選択肢に入ってくるのでかなり出来ることが増えるんですよね。今のバージョンだと柔道もあるので。ここまで選択肢が増えるとフープで攻め継続みたいなぼったくりも通りやすくなるのでかなりやりやすく感じます。


こんなこと書いてると端にどうやって追い詰めんだよと言われそうなのですが、アビゲイルがダルシムに接近する手段は1-1辺りで書いたようにちゃんと揃っていることと、VSさえ当ててしまえばナイトロK派生を使って一発で端なので結構追い詰められます。






とまぁ長ったらしくなりましたが、ダルシム側は中央で殺すか端で殺すかで立ち回りが変わってくる面白さがあり、アビゲイルもちゃんと手札が整っているので結構面白いマッチアップだと思います。








アビゲイルを使ってから左脳が死んでたので皮膚感覚でしてた攻略を文字にするのにすげー苦労しました。気付いたらすげー長くなってるし、多分上手い人が書いたらこの半分以下になるはず。

このマッチアップについて書けることはまだまだあるんですけど、時間ができたら小分けにして書いていこうかなと思います。