http://www.tentonhammer.com/articles/paragon-tier-list


Twitter見てたらTEN TON HAMMERのtierlistが更新されており、かなり大幅な変更があったようなので確認しにいったらひどいことになっていました(´・ω・`)


tierlist自体は月初めに必ず更新されるので、そのタイミングで翻訳記事を上げていけばいいかって思ってましたが、今回は例外として記事を更新します。ちょっと遅くなりましたが…


また、少しずつ言われ始めていますが、新しく追加された『tier S』の扱い、TEN TON HAMMERの評価基準などについても触れていきたいと思います。


翻訳は出来る限り頑張ります(*´ω`*)



各tierの内容について



以前はざっくりとした翻訳でしたので、今回改めてtierの内容についての翻訳を記載しておきます。



TierS…まぎれもなくあまりに強く、pick or BANすべきヒーロー

Tier1…人気があり、大半の試合、チームで使用されている。(強さから見ても)優先順位の高いpick

Tier2…非常に強く、多くの試合で見られる

Tier3…常に強いわけではなく、チーム構成などの状況に応じて強さを発揮する。「バランス」を考慮しなければいけない

Tier4…時として良いpickとなるが、チームの理解と個人の能力(知識、技術など)に大きく依存している

Tier5…めったにピックされない



このような感じになっています。強さはもちろんですが、pick率についてもtierlistを作る際に考慮されています。今の環境ならtierSを設けなくても良いと思うのですがどうなのでしょうか。



9/14更新tierlist



TierS…Grux、Rampage

Tier1…Dekker、Howitzer、Iggy & Scorch、Murdock

Tier2…The Fey、Gadget、Khaimera、Sparrow、Steel、Riktor

Tier3…Feng Mao、Gideon、GRIM.exe、Lt.Belica、Narbash、Sevarog

Tier4…Greystone、Muriel、Twinblast

Tier5…Kallari



変更にあたってのTEN TON HAMMERのヒーロー別コメント


Greystone/1→4…確かに強いが、プレイヤーは彼へのカウンターを学んでいる。どういう状況でなら彼を簡単にキル出来るかを知っており、そのため彼はフルタンクビルドにすることを余儀なくされている。しかし、フルタンクにした場合試合をキャリーすることができなくなる。


Narbash/4→3…有用なスタン、自身とチームの機動力上昇と強力なUltを持っている。ただ一点、AOEリジェネ上昇のスキルがくそ


Sevarog/4→3…貴重なCC持ちで、スキルによるHPスケーリングが優秀で驚くほどタンキ―なビルドにできる


Muriel/3→4…彼女のシールドとUltは味方に大きく依存している。lateゲームでは火力が落ち、敵をキルするためのCCも持っていない。


Kallari/4→5…ダメージは上がったけど、んっ、ごみっ!


Gideon/2→3…もしあなたがカウンターピックをするなら、驚くほど簡単にGideonを封じ込めることができる。Cosmic Riftでバーストダメージを出せるが、彼のUltは味方がGideonを考慮したpickを行った場合(EDがいるからADをpickするなど)、しばしば負債になってしまう。


Rampage/3→S(ファッ!?)…序盤において猛威を振るい、簡単にスノーボール(雪だるま式に育つ、一度キルしたら止まらないの意)することができる上、さらに優秀なことに恐れることなく敵ジャングルに侵入することができる。彼の投石は常にキルを確保することができる。


Lt.Belica/3…プレイスメント(振り分け)中


Howitzer/4→1…コメントなし(恐らくミス)



TEN TON HAMMERの評価基準について



tierlistの変更についてのコメントをする前に、TEN TON HAMMERの評価基準についてお話ししたいと思います。


概ね以下の要素からtierlistを作成しているようです

・PVPモードのピック率、勝率

・最新パッチ下における環境とのシナジー

・メタとの相性

・iCameronという強豪プレイヤーによる見解


…普通だな!特におかしな点はありません。強いて言うならもう少し多くのプレイヤーの意見を参考にした方がいいのかもしれません。


しかし、特に大幅な調整が入っていないにも関わらずこれほどころころtierが変わるのは疑問です。コメントを見ればわかりますが、例えばMurielはスキル構成上味方に激しく依存するヒーローであることは最初から分かっていることなのでいちいちtierを動かすほどのことはありません。単純にtierを定める見識がTEN TON HAMMER側に備わっていないような気もします。


Howitzerも手のひらがくるくる回りすぎていて評価がよく分かりません。お前の手のひらどうなってんだ…。


最初今回のtierlistを見た時は「こいつら酒でも飲みながら作ってるんじゃ…」って思いました。



TierSの扱いについて



今回Rampageが謎のTierS入りを果たしました。それにあたって少し『TierS』という枠について考えてみたいと思います。



TierSの発端



元々はGruxが非常に優秀なヒーローであり、あらゆるレート帯においてピック率と勝率が優れている、つまり誰にでも使えて簡単に活躍することができるという結果を残していることから新しくOP枠として設けられたものです。


だったのですが、何故かRampageがこの枠に入ることになりました。確かに勝率はいいのですが、ちょっと基準が曖昧すぎる嫌いがあります。



本当にOPと言えるかどうか



GruxとRampageがOPかどうかについてですが、実際にそこまで抜きんでた性能をしているかと言われると難しいところです。


TierSのOPというのは「さっさとnerfしないとゲームが壊れちゃ^~う」みたいなやつのことを指すことが多く、例えばドラフトでBANがあれば迷うことなくBANするやつのようなことです。


確かに2ヒーローとも強いことは間違いありませんが、仮にBANするかしないかとなるとそこまで優先しなくてもいい気もします。個人的にRampageはしたいところではありますが(ADCからするとかなりうざいから)。


2ヒーローともBANの候補に挙がるものの、他にもBANした方がよさそうなヒーローはいると考えると、割とバランスが取れているような気もします。


今はタンクメタやその他の攻略情報が浸透しきっていないために簡単に成果を出せるGruxとRampageの評価が相対的に高くなっているだけという見方もできます。



そもそもTierSという枠がいるかどうか



いらない、というのが自分の考えです。


というのも、今はヒーロー数が少なく、特にバランスが破綻したヒーローも現れていないからです。


ヒーロー数が増えればめちゃくちゃバランスが良くない限りは相対的に頭一つ二つ分くらい抜きんでたヒーローが出てくるのでそうなってからが本番かな、という感じです。







本当はもう少し違う内容の記事にする予定でしたが、先日radditにて行われたユーザー投票によるヒーローの評価まとめがTEN TON HAMMERにて公開されていたのでそちらをあげようと思います。


該当記事はこちら

http://drboom.blog.jp/archives/6647684.html